少し前の話ですが、当院の超音波診断装置が新しくなっております。
医療も日進月歩であれば、医療機械も変わります。
良い機械は、良いです。細かくよく見えます。
今回はプローブ(体に当てるところ)も4種類の構成にしまして、状況により使い分けれられるようにしました。
当院では、現状に満足することなく、よりワンちゃんネコちゃんたちと家族の方々の
役に立てるよう日々勉強し、同時に設備を充実させていくことを目指しています。
少し前の話ですが、当院の超音波診断装置が新しくなっております。
医療も日進月歩であれば、医療機械も変わります。
良い機械は、良いです。細かくよく見えます。
今回はプローブ(体に当てるところ)も4種類の構成にしまして、状況により使い分けれられるようにしました。
当院では、現状に満足することなく、よりワンちゃんネコちゃんたちと家族の方々の
役に立てるよう日々勉強し、同時に設備を充実させていくことを目指しています。
2カ月齢、体重1.0㎏の超小型のわんちゃんが後ろ足を骨折してしまいました。
幼犬の小型犬では多い部位の骨折です。落下には十分注意してあげてください。
計3週間ほどの治療期間でしたが、小さな体で手術も頑張ってくれました。
外耳炎は多くのわんちゃんが持っている病気の一つです。
定期的に処置をさせていただいたり、家での定期管理ができている場合はうまくいくことが多いです。しかし治ったように思って無処置で過ごしますと、実際には徐々に少しずつ悪化してしまうようです。
当院では、うまくコントロールができていない外耳炎、中耳炎に耳道内視鏡での処置をおこなっております。耳道内視鏡による洗浄で非常に良好に改善できる場合もあります。
しかし、症例によっては外耳炎を悪化させないために予防的に外耳道を形成したり、すでに悪化している場合には外耳道を切除して根本的に外耳炎の解決を図る場合もあります。
耳道が狭窄している場合や耳道内に腫瘤ができている場合、そして中耳炎を伴っている場合は、外科的な介入が適切かとおもいます。
この下の画像の子の外耳道は感染・炎症で匂いがひどく、ご近所の方たちも耳が悪くなってから触ってくれなくなり、本人も不快感から性格が暗くなってしまったと家族の方が言われていました。何年も前から耳が悪く治療していたが、最近は匂いがひどくて何とかならないかということで来院され、手術を提案させていただきました。
手術を頑張ってくれて、術後は匂いも不快感もなくなり、元の明るい性格に戻ったと家族の方にも喜ばれました。
術前の耳の穴が見えないジュクジュクした外観です。
術後のすっきりとした外観です。
中齢の小型のワンちゃん、
後ろ足をかばうとのことで来院されました。
検査の結果は、膝蓋骨内方脱臼を伴う前十字靭帯断裂と診断しました。
小さいころからの膝蓋骨内方脱臼の影響で膝蓋骨や大腿骨滑車溝の軟骨に糜爛が生じています。痛い。
さらに前十字靭帯が切れていて膝が動揺し、痛みが増しています。
術後の経過は良好のようです。
雄猫ちゃん,
尿道の出口側の先端に問題があり、排尿できずに苦しんでいる場合に行う手術です。
猫ちゃんの食事の向上で手術する機会は減りましたが、当院では結石、尿道栓子による再発や狭窄による尿道閉塞をおこして苦しんでいる雄猫ちゃんの救済策として定期的に要望があり手術しております。
今回の猫ちゃんも尿が出なくて苦しんでいました。尿道に問題があり、管が入りません。緊急手術が必要です。
緊急手術のため昼間の休憩時間がまったく取れませんでしたが、手伝ってくれたスタッフに感謝します。あんなにしんどそうだった猫ちゃんが術後に気持ちよさそうに食事をとっているのを見ると多少の疲れなんて吹っ飛びます。
術前は、息んでもジワリとしか排尿できなかった子が、術後にドォーっとおしっこが出るのを確認して手術スタッフから歓声があがりました。画像は術部の様子です。
腎障害の猫ちゃんが続けて2頭来院されました。
来院時は2頭ともに、腎臓は全く尿を作ることのできない無尿状態でした。急性腎障害からの無尿と慢性腎障害からの無尿期と異なる病態ではありました。
家族の方の祈るような気持ちが伝わったように、数日後に2頭とも排尿し始めてくれました。
数日にわたり深夜にまですべき処置は取った結果ともいえますが、当院でも実施可能な腹膜透析、当院未導入の血液透析などするべきか難しい判断でした。
無事に2頭とも退院できましたが今回のようにすべての無尿状態の腎障害の子を、お家で食事が可能な状態にしてあげられるよう追求したいと思います。
血尿で来院した猫ちゃん。
診察の結果は、膀胱結石でした。
手術方法は極細内視鏡使用の膀胱結石摘出術(腹腔鏡補助下膀胱結石摘出)です。
ギザギザした痛そうな結石がたくさんとれました。
内視鏡でのぞいた様子です。
ずっとトイレでの様子がおかしかったようです。おうちに来た当初からそのような感じでしたとのこと。
術前は性格もおとなしくジャンプしたり走り回ることも無かったようです。
先日手術を行い、本日ホテルで来院された際に、すごく元気で走り回ってジャンプしていますと家族の方が驚かれて笑顔いっぱいでした。
私もうれしいです。
おしっこの様子が変だと来院されたワンちゃん。
診察すると様子がおかしいようです。
お腹の中、脾臓に大きな腫瘤ができています。
脾臓の出血を起こしているような腫瘍の摘出では、通常の術前検査は当たり前ですが、
特に出血をコントロールできるのかをチェックするために、血小板数や凝固時間(PT、APTTなど)の確認はとても重要になってきます。
この検査などがおろそかであれば、出血をコントロールできず大変な事態が容易に想像されます。
手術は癒着が激しく腫瘍も自壊し出血を起こしていましたが、手早く手術を終わらせて本日無事に退院されていきました。
がんばりましたね。
大きい腫瘤でした。
当院では脾臓などの確認には、定期的なエコー検査を含む検診の重要性をお伝えしていきたいと思います。
本日の昼間の手術時間は、3頭の猟犬の外耳道内異物の芒(のぎ)の摘出を外耳道用内視鏡(オトスコープ)を用いておこないました。なかなかタフな昼時間でした。
猟に出かけるとたくさんの芒(のぎ)が耳の中に入ってしまうようで猟のシーズンになると依頼を受けます。
通常の外来での耳処置では鼓膜の奥の芒(のぎ)までは取り除けませんので、麻酔下で正確、丁寧な処置が求められます。
猟は来月15日までほぼ毎日いかれるようで、何か良い予防法、対策はないものか考えてしまいます。
山や自然の多いところに行かれる場合は注意が必要かと思います。
痛みや負担が少ない手術を目指しています。
たとえば避妊手術の方法では、通常の開腹手術と腹腔鏡でおこなう避妊手術から選択できます。
当院での腹腔鏡下の避妊手術の実績数が2015年内に、100件を超えていたようです。
全ての手術を術者、助手、麻酔医、外回り係と同じ固定メンバーで行った結果、
手術時間の大幅な短縮、術中所見のスタッフ間での共有などメリットがものすごくありました。
大きな合併症もなく症例を積み重ねることができたのは、スタッフのアシストあってのものだと思っています。
今後も改善点を見つけ、さらに負担の少ない方法を追及したいと思います。