高齢の猫ちゃんとスコティッシュの家族の方へ
爪とぎをしなくなったり、見かけなくなってませんか?
爪が伸びすぎて、肉球に刺さってしまったりすることがあります。
歩き方がおかしかったり、機嫌が悪い原因がつめの伸びすぎのことがあります。
若いころと違うことは、何かのサインだったりします。
確認してみてあげてください 😯
高齢の猫ちゃんとスコティッシュの家族の方へ
爪とぎをしなくなったり、見かけなくなってませんか?
爪が伸びすぎて、肉球に刺さってしまったりすることがあります。
歩き方がおかしかったり、機嫌が悪い原因がつめの伸びすぎのことがあります。
若いころと違うことは、何かのサインだったりします。
確認してみてあげてください 😯
アルミホイルを丸めたものを飲み込んでしまった10kgのわんちゃん。
吐くこともできないようなので、内視鏡で取り出しました。
異物を飲んでしまった時の対応としては、
①吐かせることが可能なサイズ・形・材質のものは吐かせる。
②吐くことができない物は、内視鏡で取り出す。
③吐くことも、内視鏡で取り出すこともできなくい物。
そのままでは胃炎の原因になったり、腸で詰まる(腸閉塞)の原因になる場合は、
お腹を開けて取り出す。
④消化できるような物や、サイズや材質が安全なものは、うんちで出るのを待つ。
これらの判断は、必ず獣医師と相談しましょう。
自己判断や周りの方のアドバイスで、大事なことを見失い、混乱されてしまうようです。
今回はとりあえず大きな問題にならずに良かったです
寒くなってまいりました。
寒い季節オスのねこちゃんで気を付けてもらいたいのが、おしっこの病気です。
結石や結晶のかたまりがペニスの先端でつまり、尿道閉塞を起こしてしまう事があります。
トイレに行く回数が多い。
血尿?
おしっこが少ししか出ていない。
便秘なのかな?
ペニスをよくなめている。
当てはまることがあれば要注意です。
尿道閉塞から急性腎障害に進行してしまう事も多くあります。
尿検査での確認と、適切な食事療法が重要です。
先日行いました会陰尿道瘻形成術の抜糸後の写真です。
この子は、食事療法もしっかり取り入れられていました。
しかしそれなのに何度か尿道閉塞をおこしてしまい、その度に急性腎障害をおこしてしまっていました。
そんな苦しみから解放するために、尿道を太く形成する手術です。
外からは男の子みたいですが、実際は形成手術で変わっています。
術後の合併症もなく、太い尿が快調に出ています。
今日は輸血についてお話します。
貧血が問題となって調子が悪い子にとって、輸血は非常に効果があります。
赤血球は酸素を体に取り入れてエネルギーにするために、
生きていくうえでとても大事なものだからです。
今日も高齢な具合の悪いねこちゃんが来院されました。
身体検査上で貧血がありそうです。
輸血も含めた治療についてお話しました。
もちろんその前に貧血の原因、具合の悪い原因を特定する検査が必要になります。
輸血は人間では献血されて(善意ですね)集まった血液が、病気の方に使われることになります。
わんちゃんやねこちゃんでは、そうもいかずなかなか難しいのが現実です
輸血される側(貧血の動物)はぜひとも欲しい血液ですが、
ドナー(献血する側)の健康状態は大丈夫なのか、献血することが負担にならないかと
ドナー側にも気を配らなければなりません。
ドナー側の動物の健康状態把握のために、献血前の血液検査は必須です。
それと同時に血液が合うかをチェックする輸血適合検査もしなければらりません。
これらを経てようやく輸血が実施されていきます。
献血してくれるわんちゃんねこちゃんには、感謝感謝です。
ありがとう
山や河原、当院近辺ではイノシシ出没地域には、マダニがいます。
血を吸うとこんな感じに。
血を吸うだけでなく、バベシアという赤血球に寄生する虫を感染させます。
そしてバベシアに感染したわんちゃんは、貧血になってしまいます。
輸血、酸素濃度40%ICU、抗バベシア薬・・。
状態が改善しても慢性感染しますので、体から消えることはありません。
怖い感染症です。
マダニ予防については当院にご相談ください。
食べてもよいおもちゃ?として手に入れられるものがあります。
主にわんちゃん向けの商品だと思います。
あまりに固いものは、歯が欠けることもあります。
ガム等にも当てはまりますが、
消化性が悪いので、嘔吐や下痢をおこしたり、なかには腸で詰まったケースもあります。
様々なものが販売されていますが、よく吟味しないといけないこともあるようです。
わんちゃんのことを考えてあげたもので、つらい思いをさせてしまったという最近つづいたケースです。
・小型犬にガムなどをあげる場合は、大きさ・かたちを考える。
・丸呑みする子にはあげない。
・老齢の子にも注意が必要です。
ご注意をおねがいします
昨日もお話したフィラリアですが、
立て続けに感染してしまったわんちゃんが来院されました。
わんちゃんの大敵のフィラリアの仔虫の動画です。
血液を顕微鏡を通して観察しました。
これは400倍に拡大しています。
フィラリアに感染すると、成虫がミクロフィラリア(仔虫)を血液中に放出します。
気持ち悪いですね。
わんちゃんの大敵ですが、ねこちゃんにも寄生することもあります。
しかし、しっかり検査で安全を確認し、予防をしていれば安心です。
フィラリア予防の開始の季節です。
去年の予防がうまくいっているかの確認検査をしっかり受けてから、薬を飲み始めましょう。
検査は安全確認のため必要です。
残念なことに今年も感染してしまっている子が見つかっています。