ご注意を

仔犬のわんちゃんに元気がないとのことで来院されました。

身体検査、レントゲン検査、超音波検査の結果、

異物摂取により腸閉塞をおこしていました。

これは大変ということで、緊急手術です。

腸の壁が異物により穴が開きそうなくらい傷んでいます。

神戸セントラル動物病院通信

これが取り出したすべてです。

結果、腸を4か所に胃を1か所で合計5か所も切開して異物を取り出しました。 神戸セントラル動物病院通信 このかき揚げに見える物体の正体は、

おしっこシーツを抑えるプラスチックのふたの残骸に、カーペットを噛み千切った線維が

からみ合って長~く腸の中で、詰まっていたのでした。

仔犬・仔猫の時期は、目が離せません。

目を離してしまうときには、ケージ、サークルやクレートに入ってもらう。

入ってもらうことが、嫌いにならないようにトレーニングしておく。

非常に大事なことです。

『かわいそうだから自由にしてあげたい。』または、『知らない間に食べてしまうから。』

それで事故がおこらなければ問題はありません。

どちらがその子への愛情になるのか。

よろしくお願いします。

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