皮膚になにか‘できもの’ができた場合は、細胞の検査をおこないます。
ただ外から見てみたり、触ってみたりしても同じように見えるものですが、
顕微鏡で細胞を観察するとまったく違う顔がみえてきます。
この4つのできもので2つが悪性腫瘍で、2つが良性腫瘍です。
悪性であるのか、良性であるのか、どんなタイプの腫瘍であるのかで、
その後の治療方針が大きく変わります。
この2つの悪性腫瘍も、1つは外科手術が、もう1つは抗がん剤が第一選択の治療方法です。
また腫瘍摘出の外科手術は、良性と悪性では手術方法が変わります。
皮膚のできもの=単純なイボ ではないです。
皮膚のできものは、日ごろのスキンシップが多い家族の方は早めに気づいてあげることができます。
毛に被われているとわかりにくいところまでしっかり‘ナデナデ’触ってあげて欲しいです。