本日は成猫を保護されて家族として迎えられた雌猫ちゃんの腹腔鏡下避妊手術をおこないました。
実はこのネコちゃん避妊手術をしているのか不明でした。
ホルモン測定など事前にできることは実施しましたが、猫ちゃんの行動と検査センターでの測定結果の数値が合いません。
腹腔鏡を導入する以前は、背中側のあるかどうかわからない卵巣を探すためにはかなり大きな切開創が必要でした。
腹腔鏡下では5mmの傷1か所で、未避妊(卵巣がある)であることを確認でき、
そしてそのままポートの数を2か所増設し腹腔鏡下避妊手術を行いました。
大きな負担をかけることなく未避妊であることがわかり安全に手術できました。