フィラリア予防をお忘れなく

雨が降ったりやんだりと嫌な天気が続きますが、涼しくなりわんちゃん・ねこちゃん・ひともすごし易くなりましたね。

去年の神戸の『蚊の活動期間』は11月10日までであったそうです。(気象台データから)

そのためフィラリア予防の終了日は12月中旬までお願いします。

フィラリア症の予防薬は、フィラリアの幼虫を駆除する薬です。

蚊がフィラリアの幼虫を運んできて、それが犬の体内に入ります。

幼虫が心臓に達するまでには脱皮を繰り返し、6ヶ月かけてソーメン状の成虫になります。

フィラリアの薬は蚊が吸血して1ヵ月後に投与する薬で、それまでに感染した幼虫を駆除することができます。

今忘れてしまいますと、春まで6ヶ月あります。成虫の治療は大変ですし、心臓血管に対する影響は大きいです。

忘れないようにカレンダーに印をつけておきましょう。

投薬日をメールでお知らせしてくれるサービスもあるようです。http://www.nomidani.jp/reminder/

お知らせ

お散歩マナー

今日はお散歩のマナーについてお話してみたいと思います。

街を歩いていたり、公園に行ったりすると『落し物』を見かけます。

他人様の家におしっこをかけてそのままであったり。

昔よりはずっとマナー意識は高まっていますが、まだまだ見かけます。

かっこ悪いですね。

しっかりできている人は、素敵です。

先日は歩道の真ん中で『大きな落し物』をさせていた方が、そのまま立ち去って唖然としました。

注意させていただきましたが。

誰でも嫌です。きっとそのような事をしている人も自分の家の前であればどうなのでしょうか?

みんながワンちゃん・ネコちゃんを好きなわけでもないです。

・糞は持ち帰る。

・おしっこした後やかけてしまった所には水をかける。(ペットボトル持参でお散歩)

・公園の砂場や遊具は、小さい子が使うのですからわんこを近づけない。(駆虫はしていますか?)

   (http://www.bayer-pet.jp/pet/zoonosis/

他にもマナーといえばタバコのポイ捨て、おかし袋や空き缶のポイ捨て、ごみの出し方・・・などなどありますが。

今までしていなくても、これから始めれば良いではないでしょうか。

ブログ

脾臓の腫瘤

脾臓の腫瘤の『2/3』は悪性腫瘍だと9/23の健康診断のところで話しました。

その後のおはなしです。

飼い主さんと手術をした場合のメリット・デメリット、手術を行わなかった場合のメリット・デメリットなどよくお話をしてから決断されました。

結果、手術で脾臓を摘出することになりました。

脾臓は血液に富んでいます。

そのため脾臓のできものは脆くて壊れやすく、『良性のできもの』でも裂けてお腹の中で大出血し、結果的に命を奪うこともあります。

脾臓の悪性腫瘍には、血管肉腫というものが多いのですが,とても極悪で転移も早く、嫌なガンです。

どちらの場合でも摘出しておくことは、良いことが多いです。

今回の子の病理検査の結果は『良性のできもの』でした。

一安心です。

病気について