11歳の小型犬のわんちゃんです。
『3日前から陰部からの出血がすごい』との事で来院されました。
診察するとおしり周りやタオルにもすごい量の出血跡があります。
血でクッションが3つもダメになったとのことでした。
検査の結果は、老齢のわんちゃんで多くみられる子宮の病気でした。
術前検査では、中等度の貧血も確認されました。
輸血をするかぎりぎりのラインでしたので
手術は出血を極力無くすように手術し、高齢のため麻酔時間を短くするように配慮します。
術後の面会時にはもう帰りたくて仕方がなさそうなほど元気でした。
しかし合併症対策のため入院治療がすこし必要です。
女の子で普段の出血と様子が違う場合には早めにご相談ください