手術。
この言葉の感じ方は様々でしょうか?簡単?難しい?痛い?安全?大丈夫?
家族の方も、獣医師も手術がくうまくいくことを願っている、この点では同じであります。
私は、
☆そもそも手術はしないといけないのか?手術以外の方法はないのか?
☆手術の目的は何なのか?根治なの緩和なのか。それとも検査なのか。それとも合わせ技でいくか。
☆手術を安全に行う体力が患者さん側にあるのか?麻酔は耐えられるの、手術に耐えられるの?
☆手術の目的を達成できる見積もりはあるのか?見積もりなく出発すると迷子になります。
ということを考えています。
そしてこれらを考えるための資料を集めるために、さまざまな術前検査はおこなわれます。
術前検査は状態が悪ければ悪いほど、鮮度(手術前に!)が大事になってきます。
もちろんこれらをクリアできていなければ、手術を希望されても行えないことがありえます。
特に状態が悪いと短い時間で、重大なことを決定しなければなりません。
家族の方と獣医師にコミュニケーションが取れていないといけません。
普段から家族の方と信頼関係が築けているか、
わからないことを聞いてもらいやすいようにしているのか?
日々自問しています。