膝蓋骨脱臼

小型犬に多い疾患です。

はずれたり、元に戻ったりを繰り返す習慣性脱臼のため症状が出にくい子が多いです。

触診、レントゲンにて程度の評価をしましょう。

痛みが出ていたり、脱臼により歩きにくいなどがあるケースは、仔犬の時期に手術適応であるかどうか診察しておくことが良いと思われます。

大本ティアラ画像はトイプードル10か月齢のコですが、手術前は左足をあげて生活していました。左足をかばうため筋肉が未発達でしたが、術後1か月の再診時には両足でおもいっきり走り回れるようになりましたとのことです。

整形外科

外傷による骨折

整形外科症例が続きました。

当院の犬での骨折の患者さんは、小型犬でほぼ前肢の橈尺骨の骨折です。

今回の小型犬のワンちゃんは悲惨な事故での骨折で、前肢の上腕骨の骨折でした。

とてもかわいそうな事故でした。

骨折は手術が終わっても骨がつくまでは治っていませんので、動物や家族の方や執刀した獣医師の心配やストレスはしばらく続きます。

がんばりましょう!

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整形外科

前十字靭帯断裂

前十字靭帯断裂は年齢を重ねてきた中年齢以降のワンちゃんにおこりやすいです。

膝蓋骨脱臼(膝の関節がゆるい)がもともとあったり、肥満しすぎたり、スポーツドックに多い印象です。

当院では人工材料を使った関節外法という手術方法を行っております。

最近膝の手術を行う場合は、関節鏡で関節内の観察を行うこともはじめました。関節炎の程度や靭帯、半月板の様子を観察していきたいと思っています。これから関節鏡の診断精度を上げていきます。

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整形外科

猫の骨盤骨折

ねこちゃんの完全室内飼育が一般的になっておりますが、時折交通事故での来院があります。

車が無い世の中であれば外飼いも考えられるかもしれませんが、

他にも中毒・ウイルス感染・ケンカなど怖いことはありますのでやはりお勧めはできませんね。

骨盤骨折で問題になるひとつが便の通り道が細くなることでうまく排便ができなくなる、その結果生活の質が著しく低下します。

便の通り道を確保するべく手術します。

術後に排便はうまくいっているようで大きな便が出ていますと本日ご報告を受けました。

   術前           術後

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整形外科

膝蓋骨脱臼について

膝蓋骨脱臼、パテラ脱臼、ひざがゆるい、ヒザの関節が外れるなどいわれるものです。

小型犬でとても多い整形外科疾患です。

当院の患者さんの整形外科疾患でも断トツではないでしょうか?

仔犬の時期は成長に従い、グレード(病気の状態の評価)が進行することがあります。

そのままにしておいても大丈夫なのか、手術が必要なのかt02200196_0800071112366916786

悪化しないためにはどうするべきかなど、よくみてもらう必要があります。

膝蓋骨脱臼整復の手術が続いています。

術後の安静、リハビリも頑張りましょうニコニコ

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