下痢、嘔吐、食欲不振などの症状や低タンパク血症、低アルブミン血症や消化管のエコー検査などでの異常の所見があり、病気の鑑別や治療の反応によっては、胃、小腸の内視鏡検査と組織生検にすすむことがあります。
内視鏡検査は開腹下での生検と比べて劣るところもありますが、日帰りでおこなえるなど負担が少なく重要な検査所見を与えてくれることも多いです。
慢性腸症の場合には、リンパ腫などのガンや他の病気の鑑別のため消化器内視鏡検査はとても有用です。
今回は猫ちゃんのサンプルを取ったので検査に出します。
下痢、嘔吐、食欲不振などの症状や低タンパク血症、低アルブミン血症や消化管のエコー検査などでの異常の所見があり、病気の鑑別や治療の反応によっては、胃、小腸の内視鏡検査と組織生検にすすむことがあります。
内視鏡検査は開腹下での生検と比べて劣るところもありますが、日帰りでおこなえるなど負担が少なく重要な検査所見を与えてくれることも多いです。
慢性腸症の場合には、リンパ腫などのガンや他の病気の鑑別のため消化器内視鏡検査はとても有用です。
今回は猫ちゃんのサンプルを取ったので検査に出します。
少し前の話ですが、ジャーキーを食道に詰まらせたとのことで、小型のわんちゃんが他の動物病院様からの紹介で来院されました。ほかにも続けて同じような症例が来院されました。
ジャーキーやガムによる食道閉塞は、当院でもよくみられます。内視鏡で砕きながら胃に押し込むか、取り出します。画像はジャーキーを取り除いた食道です。炎症で赤くただれています。
私はジャーキーをたまねぎやチョコレートと同じくらいあげてはいけない食べ物かと思っています。それでも大好きな子が多いのでやめる難しさもわかります。おいしそうですしね。
大きくて急いで食べてしまう物は、詰まらせやすいです。ご注意ください。
今晩はセミナー参加の予定でしたが、午後の外来で食道にジャーキーが詰まってしまったワンちゃんが来院しましたのでそちらの処置をしていました。
小型犬の食道にガムやジャーキーが詰まってしまう事が良くありますので、私はジャーキー反対派です。
おいしそうに食べますし喜んでもらえるのでなかなか受け入れがたいと思いますが、問題の多いトリーツだと思われます。
ジャーキーががっしり食道に詰まり時間が経過すると食道炎をおこします。食道炎から食道狭窄という物が通らない状態になる可能性があり非常に危険です。
本日のワンちゃんも右側の画像のように食道炎を起こしていました。今後も十分注意が必要です。(左側は鉗子でガムを砕いています)
様子がおかしいとのことで来院された小型犬のわんちゃん。
異物誤飲の可能性もあったので、レントゲン撮影をしますと・・・
タイの骨が食道に引っかかり、大変なことに。
小骨でもしんどいのに、これは痛い
無事に内視鏡で取り除けましたが、食道内異物は食道狭窄症など重大な問題を起こしますので注意が必要です。
体重2.5kgのわんちゃんに2.5センチサイズのタイの骨。
歯磨きガムが、食道に引っかかり取り除いた子も先日いましたし、
ご家族の方のお薬(睡眠薬、抗うつ剤、リウマチの薬・・・)を飲んでしまったという子たちも続いています。
環境管理の確認をよろしくお願いします。