野良ネコちゃんが、元気食欲がないとのことで来院されました。
顔に大きな外傷を受けています。おそらく車との接触でしょう。
口蓋裂(上あご(口の蓋)に亀裂が生じてしまう)や眼球にも外傷があって、このままでは食事ができません。
幸いネコちゃんを保護してくれた方の今後のサポートがありましたので頑張って手術を受けてもらいました。
野良ネコちゃんが、元気食欲がないとのことで来院されました。
顔に大きな外傷を受けています。おそらく車との接触でしょう。
口蓋裂(上あご(口の蓋)に亀裂が生じてしまう)や眼球にも外傷があって、このままでは食事ができません。
幸いネコちゃんを保護してくれた方の今後のサポートがありましたので頑張って手術を受けてもらいました。
本年の診療は先ほど終了しました。
今年も当院をご利用いただきまして大変ありがとうございました。来年も皆様の大切なご家族の力になれるように、向上心を持って勤勉に努めたいと思います。
またスタッフの皆にもいつも力になってくれてありがとうございました。年末は特にバタバタしましたが、外来・手術・入院・トリミングと力を合わせて頑張ってくれました。感謝しています。
来年もよろしくどうぞお願いします。良いお年をお迎えください。
三宅
激しい嘔吐の症状でぐったりした初診のワンちゃんが来院されました。
数日間、点滴治療をしていたけれどおさまらないとのことでした。
腸重責は腸の一部が重なり合ってしまう病気です。時間が経過すると腸の壊死を 起こしますので、この病気は大急ぎで診断し,治療を始めなければなりません。
この子は時間が経過していたので、重積していた腸が壊死していました。壊死した部分を取り、つなぎ合わせる手術を行いました。
緊急手術、そして術後の回復にしばらくの時間が必要でした。
ワンちゃんもスタッフも頑張ってくれました。
血便が止まらないとのことで、他院さまからのご紹介でワンちゃんが来院されました。
内視鏡検査の希望でしたが、腫瘤が大きかったため検査を兼ねて切除しました。
激しい嘔吐の症状でわんちゃんが来院されました。
検査の結果は、胆嚢炎です。
激しい脱水や炎症のため状態が悪いです。
数日の入院内科治療後に手術を受けてくれました。
術後の回復が芳しくなかったですが、小さい体で頑張ってくれました。本日自力で食事がとれるようになりましたので退院です。
少し前の話ですが、当院の超音波診断装置が新しくなっております。
医療も日進月歩であれば、医療機械も変わります。
良い機械は、良いです。細かくよく見えます。
今回はプローブ(体に当てるところ)も4種類の構成にしまして、状況により使い分けれられるようにしました。
当院では、現状に満足することなく、よりワンちゃんネコちゃんたちと家族の方々の
役に立てるよう日々勉強し、同時に設備を充実させていくことを目指しています。
2カ月齢、体重1.0㎏の超小型のわんちゃんが後ろ足を骨折してしまいました。
幼犬の小型犬では多い部位の骨折です。落下には十分注意してあげてください。
計3週間ほどの治療期間でしたが、小さな体で手術も頑張ってくれました。
外耳炎は多くのわんちゃんが持っている病気の一つです。
定期的に処置をさせていただいたり、家での定期管理ができている場合はうまくいくことが多いです。しかし治ったように思って無処置で過ごしますと、実際には徐々に少しずつ悪化してしまうようです。
当院では、うまくコントロールができていない外耳炎、中耳炎に耳道内視鏡での処置をおこなっております。耳道内視鏡による洗浄で非常に良好に改善できる場合もあります。
しかし、症例によっては外耳炎を悪化させないために予防的に外耳道を形成したり、すでに悪化している場合には外耳道を切除して根本的に外耳炎の解決を図る場合もあります。
耳道が狭窄している場合や耳道内に腫瘤ができている場合、そして中耳炎を伴っている場合は、外科的な介入が適切かとおもいます。
この下の画像の子の外耳道は感染・炎症で匂いがひどく、ご近所の方たちも耳が悪くなってから触ってくれなくなり、本人も不快感から性格が暗くなってしまったと家族の方が言われていました。何年も前から耳が悪く治療していたが、最近は匂いがひどくて何とかならないかということで来院され、手術を提案させていただきました。
手術を頑張ってくれて、術後は匂いも不快感もなくなり、元の明るい性格に戻ったと家族の方にも喜ばれました。
中齢の小型のワンちゃん、
後ろ足をかばうとのことで来院されました。
検査の結果は、膝蓋骨内方脱臼を伴う前十字靭帯断裂と診断しました。
小さいころからの膝蓋骨内方脱臼の影響で膝蓋骨や大腿骨滑車溝の軟骨に糜爛が生じています。痛い。
さらに前十字靭帯が切れていて膝が動揺し、痛みが増しています。
術後の経過は良好のようです。
雄猫ちゃん,
尿道の出口側の先端に問題があり、排尿できずに苦しんでいる場合に行う手術です。
猫ちゃんの食事の向上で手術する機会は減りましたが、当院では結石、尿道栓子による再発や狭窄による尿道閉塞をおこして苦しんでいる雄猫ちゃんの救済策として定期的に要望があり手術しております。
今回の猫ちゃんも尿が出なくて苦しんでいました。尿道に問題があり、管が入りません。緊急手術が必要です。
緊急手術のため昼間の休憩時間がまったく取れませんでしたが、手伝ってくれたスタッフに感謝します。あんなにしんどそうだった猫ちゃんが術後に気持ちよさそうに食事をとっているのを見ると多少の疲れなんて吹っ飛びます。
術前は、息んでもジワリとしか排尿できなかった子が、術後にドォーっとおしっこが出るのを確認して手術スタッフから歓声があがりました。画像は術部の様子です。